感謝祭 2019

 
焼き加減は最高でした!

焼き加減は最高でした!

Thanksgiving 2019

ハッピーサンクスギビング!日本は普通に平日ですよね。アメリカでは感謝祭です。 秋と冬のホリデーシーズンが間近に迫っています、というかもうホリデーシーズンか、、、周りのアメリカ人で感謝祭をそこまで好きじゃない、という人を結構見受けられます。身内と集まると親戚の叔父さんが「あーだ、こーだ」とかおばさんが「お残しは許しませんデー」とややこしいのでしょうか?

タテキは感謝祭大好きです。 ぶっちゃげ起源とか風習とかどうでもよくて、「みんな今日は腹いっぱい食べるぞ!」的な空気が好きなのが本音。そんな失礼なことは言わずに、他国の風習や伝統をリスペクトしましょう。 もともと感謝祭は、昨年の収穫の恵みを感謝し、祝う時期でした。 感謝祭は自身の気持ちと人々への感謝を表に出す最高の休日だと思います。 科学的にも「感謝すること」は信じられないほど強力なパワーです。健康、人間関係、ビジネス関係などへ好影響与える「感謝」について、多くの研究があるほどです。

去年に引き続き、2回目のホスティング!今年はインターナショナルな感謝祭で、タテキ宅にきてくれたアメリカ人はむしろマイノリティー。例えるなら、日本にいる外国人が、三が日に外人しかいない正月パーティーに日本人を誘い、外人ホストがお節料理を作っている、、、ようなシチュエーションです。

七面鳥の他にも、写真にあるような料理を作りました。 去年に引き続き、牧草で育った平飼いオーガニックの七面鳥をブッチャーから仕入れ、カバーなしで冷蔵庫に2〜3日間置いて、皮を乾かします。このプロセスで七面鳥が焼き上がった時、皮がとてもカリカリになります。

去年のサンクスのタテキッチン記事を読み返して、タテキッチン感謝祭メニューのレギュラーメンバーを考案しました。去年みたいにターキーが出てくる前にお腹いっぱいになるのを避けるため、キッチンテーブルにステーションを設置しました。

完璧な七面鳥を焼く


アメリカ政府の家禽の肉を調理するガイドラインによると、肉の温度が華氏165度以上じゃないといけないというルールがあります。一応、目安のサイズと調理時間を載せておきます。在米の方はご参考ください。

オーブンの温度は325F

8−12ポンド 2時間45分-−3時間

12−14ポンド 3時間−3時間45分

14−18ポンド 3時間45分から4時間15分

18−20ポンド 4時間15分から4時間半

20−24ポンド 4時間半から5時間

だ、そうです。もちろんタテキはシカト。165Fという温度は毎年アメリカ人が口にする温度でタテキも知っていました。なんだか日本人の感覚だと「ちょっとパサパサ」な感じがしてました。タテキのターキーは早朝から超低温の200Fで調理、14−16時を目安に長時間調理します。七面鳥が切り分けられてさらに盛られるときに165度になればいいので、オーブンからは七面鳥の体内が160Fになった時点で取り出します。保健局のガイドラインは食中毒を防ぐために、ちょっと高めに設定されてるな、と去年思いました。

ボストンスペシャル

ボストンベイクドビーンズは去年も大人気の一品でした!ゲストの半分以上がヨーロッパ人だったので、彼らからのフィードバックはガチです。豚肉はEUの人にとって不可欠であり、豚肉をたくさん消費するので、ムシャムシャ食べる彼らを見れて嬉しかったです。豆シチューと一緒に煮込まれる豚のデカい肩ロースの煮込み加減が絶妙だったらしく、おかわりいっぱいしてました。

そしてタテキの豆シチュー食べてから、ゲストのほとんどがボストンベークドビーンズが名物料理と知ったそうです。おい、おまいら何年ボストンにいるんだ、、、?

一番の楽しみは感謝祭のおかずで作るサンドウィッチ

一番の楽しみは感謝祭のおかずで作るサンドウィッチ

夢がつまった一皿

夢がつまった一皿

 

タテキ妻作のサワードウブレッドはライ麦100%!本場のフィンランド人に褒められて安心するタテキ妻。よかったね。これでムーミンとも友達になれそうだ☆

毎年お楽しみのサンクスギビングのサンドウィッチ。フォトジェニックなサンクスサンドはフェイクです。残り物のグチャグチャをサンドして頬張るのがクラシックなスターイル!これ本当においしい。

タテキ妻手作りのサワードウブレッド

タテキ妻手作りのサワードウブレッド

ポジティブな気持ちや考えのバイブスは人と人繋げたり、プラスな気持ちが伝わります。大好きな人たちと食卓を囲い、大切な時間を過ごす時、安心を手に入れ、ただ幸せに感じると思います。格闘技をしていても、試合に向けた準備の段階でチームメイトや家族のサポート、勝敗を一緒に分かち合うファンと過ごす瞬間も同じ感覚を覚えます。SNSやインターネットでいつでも、どこでも「つながっている」と思いがちですが、食卓を共に囲い、感謝を共有する瞬間は「シェアボタン」や「ラインメッセージ」で通じ合えるものではありません。

サンクスギビングは、自分の外を見て、他人へ感謝する機会を与えてくれます。 今日、一緒に過ごした家族や友人以外にも、日本から応援してくださるサポーターの方、地元の友人、頭に浮かぶ人達には感謝の気持ちでいっぱいです。文字起こしすると恥ずかしくなるような気持ちですが、感謝祭の当日は、そんなピュアな気持ちで心が溢れます。

セルフサービス式

セルフサービス式

タテキッチンがフル回転!

タテキッチンがフル回転!

優しくあれ

より愛し

あまり考えずに

人生を生きる

賢く言葉を選び

親切になろう

人々を離さずに、集めよう

思いやり

いつも気にしてる

許すこと

恨みは忘れて、根に持たない

唯一知っていることは、人生は短いから楽しまないと!だ

それでは皆さん、よい感謝祭を!